ジルコニアとは

ジルコニアは、二酸化ジルコニウムとも呼ばれ、人造ダイヤモンドとして大変有名です。
スペースシャトルの断熱材、高級外車、F1カーのブレーキ部分に使用されており、医療用では、人工関節の球場骨頭部などに、20年以上前から使用されています。このようにジルコニアは、多種多様に用いられる材料です。

実際の治療例

▼こちらはジルコニアボンドを使用しています。

▼左右4番目の下の歯にフルジルコニアを入れています。

メリット

ジルコニアをおすすめする最大の理由は、金属アレルギーがないということです。ジルコニアは、金属イオンの溶出がほとんどなく、生体親和性に秀でているため、もともと医科の分野では人工関節に使用するなど、長期の実績がありました。そして、多くの毒性試験などをクリアしているので金属アレルギーをお持ちの方でも安心して使用することが可能です
そして、割れにくく、壊れにくい素材のため長期的に使用が可能であることと、審美性を維持することができます。

ジルコニアのデメリット

ジルコニアボンドの場合、表面のセラミックが割れてしまう、壊れてしまうことがあります。いかに強度の高い素材でも一生持つ素材はなかなかありません。金属も疲労により破壊されることはよくあります。また、歯を削る量が少し多くなってしまうことや、研磨や調整が難しく、修理をすることが出来ないことから、場合によっては再作成となってしまいます。そして、最大のデメリットとしては保険がきかないので、自費診療となってしまいます。

料金

※料金は税込です。

当院では、ジルコニア以外にも、患者さんの歯の状態やご要望に応じて、さまざまな審美治療をご提案しています。治療方法や、治療内容など、ご不明点がありましたらお問合せください。